8/19/2013

引越し, 南房総旅行,  世界水泳(バルセロナ) 世界陸上(モスクワ)を観て

 猛暑の夏が続いていて、しかも梅雨明けが今年は早く、七夕の頃には明けてしまったので夏も長く感じることから、毎日うんざりという感じがしています。しかし我が家の子供達は元気元気・・・暑さ知らずでパワフルで羨ましいなと思っている今日このごろです。
 また久々の投稿ですが、先月の引越しがひと苦労だったのでブログどころではなかったのが現状でした。距離としては以前に住んでいたマンションから100mほどの所ですが、やはり私が引越し嫌いなのか本当に大変だったのか、はたまた年のせいか分かりませんが、疲れが長引きました。
 そうこうしているうちに上の娘は夏休みに入り、私はお盆休みの一週間以外は通常通り仕事があるので、ちょっと不便な思いをさせながらも、私の友人達が遊びに来たり、娘の友人が遊びに来たり、プールに行ったりと楽しい毎日を送っています。

 そして今年は3年ぶりに海水浴をしに千葉の最南端、南房総の白浜へ旅行に行ってきました。二人の子供が今年は海に入りたいとうるさく、旅行の初日、南房総に着くとすぐに入りたがり、日焼け止めクリームをベタベタに塗って遊ばせました。波に慣れるのが精一杯という感じで、「こんなにしょっぱくなければいいのに!」と言ったり、時には大きい波が来て海水が目に入ったと泣きながらも、また海に向かってニコニコしており、自分達からは「もう泳ぐのやめよう」「帰ろう」などとは全く言ってこない子供達の様子を嬉しく見ていました。
 下の息子が思った以上に日焼けをしてしまい、真っ赤に・・・。私も子供の頃は屋外プールや海で毎年夏休みには真っ黒になったものですが、どうやら肌の質も私と違う様で、もっとこれからは気を付けてやらないと・・・と反省をしました。それでもいい夏休みの思い出を一つ作ってあげられたのではと、ちょっと満足しているところです。行き帰りのコースは「地震が来ると怖いから今回はアクアラインを通るのをやめよう」と家族で話していながら結局「海ほたる」に寄りたくてアクアラインを運転していることが、自分でも笑えてしまいます。

 もう一つ、この夏のイベントとして心に残るのが、世界水泳と世界陸上です。水泳は若手の瀬戸大也選手、ベテランの寺川綾選手、陸上ではマラソンの福士加代子選手などが素晴らしい成績を残しましたが、私はいつも、出場選手皆素晴らしいと思い応援しています。日頃の努力は如何なものかと想像すると、とても真似できないことです。でもスポーツというのは世界レベルではなくても、小さなことでも何かやったらいいと日頃から思っています。身体を動かす、鍛えるというのはあらゆる所にいい影響があるからです。
 私の小学校の頃の恩師で、当時体育主任をしていらした先生がほぼ毎週発行し、送って下さる通信があるのですが、先日「体幹」について興味深い内容が記されていました。人は動きにくせがあり、身体にゆがみが生じてバランスが崩れてしまう事から、最近の子供達はまっすぐ立っているのが苦手だったり、崩れた姿勢で腰を掛けたりしているのを直すために、子供達の「体幹」を鍛える研究を行っているという内容でしたが、そこにサッカーの長友選手のトレーニング方法が書かれていました。
 3つのポイントがあるとのこと。1つめは「柔軟性」。筋肉に柔軟性を持たせる事で疲労しにくく、ケガの予防になるそうです。2つめは「バランス」。体の軸をぶれないようにするためには安定した「体幹」が必要であり、腹筋や背筋のみならず、お腹の横の筋肉などバランスよく鍛えることがポイントだそうです。3つめは「瞬発力」。腹筋と足を引き上げる筋肉を連動させる事で、瞬発力が生まれる様です。
 この様なことは、音楽の演奏にも共通するので紹介させてもらいました。体の柔軟性があり、バランスがとれている人はいい演奏ができると思います。逆にそれらのことができていないと、いくらテクニックを学んでも体が邪魔をしてしまうのです。
 声楽をやる人は一番わかりやすいかもしれません。でもそれ以外の全ての楽器の演奏も同じと言って良いと私は思います。ピアノをはじめ、ヴァイオリン、フルート、パーカッション等など・・・。
 良い音色を出すために、良い体を作りたいものです。この夏休みにほとんど休まずレッスンに来てくれている私の生徒さん達にも、是非伝えておきたいものです。
 夏休みも残り十日ちょととなりました。熱中症や夏バテにならない様に気をつけて、皆さん元気にお過ごし下さい!